『祝・優勝!!五香Aチーム、二連覇す!』 去る12月23日、一年を締めくくる大きな大会、少年部団体戦が開催され、五香Aチームが ブロック優勝までに5戦(シード有)、準決勝(VS木更津チーム)、決勝(VS千葉Aチーム)の合計7激戦を くぐり抜け、見事みごとな「優勝」の二文字を勝ち得ました。 五香Aチームメンバーは以下の通りです。 先鋒/那須川梨々・次峰/沖原章仁・三将/阿部優也・四将/小林鷹人・副将/那須川天心・大将/滝戸美紀 (監督/滝戸美紗緒) 昨年2008は過去最多の69チームの参加がありましたが、なんと今年2009年は前年を上回る74チームの出場があり、 年々、優勝までの道のりが長くなっているようです。その中での優勝、実に素晴らしいと思います。 当五香道場からはA〜Gまでの7チーム、計42名が参戦しました。 中には「試合でるの初めて!」という道場生もおり、一人一人が非常に楽しみに、または緊張しながらの出場となったようです。 想像してください。あなたは選手のひとりです。 去年のチームは優勝している。今年も勝ちたい、優勝したい。 対戦チームは強豪チーム。対峙する。こわい。一つ前の仲間が負けた。 自分が負ければ、この試合で敗退してしまうかもしれない。 見ている人がさっきより増えた。 さっきの下段で足が痛くなってきた。 。。。選手たちは、もっとたくさん感じていることがあると思います。 こういったプレッシャーの中で戦うのです。 その中での二連覇勝利なのです。 勝ち上がればあがるほど高まる緊張や責任感。 先鋒から大将までの6人が自分のためだけではなく、仲間のために力を尽くす。 己の持つ力以上のものが引き出される、魔法のような試合。 少年部団体戦は技だけでなく、勝敗にかかわらず、こころを育てる試合と真実、思います。 優勝は本当にすばらしいものです。 しかしながら、彼らのすべての道場生にささえられて勝利を得たのだと感じます。 日々の基本稽古、移動稽古、スパーリング。または補強運動。 ともに切磋琢磨する仲間がいて、拳をつき合わせての稽古をしているが結果が、今回の「勝」につながったのではないでしょうか。 自分の頑張りがとなりの人を奮起させ、となりの人の気合が自分をやる気にさせてくれる。 空手は個人競技ですが、同じ場所で稽古しているからこそ、道場生すべてのちからを背にAチームが結果を残すことができたのでしょう。 2009年も暮れてゆきます。 そして2010年新しい年がきます。 一日の稽古を大切にすることで、大きく何かが変わってゆくかもしれません。 時間・空間・人を大切にして来年も稽古に励んでいきましょう。 レポ−ト阿由葉 |