去る7月27日〜29日の3日間、毎年恒例の千葉県北支部少年部合宿がありました。 総勢365名、過去最高のマンモス参加人数となり、当五香道場からは少年部道場生41名が参加、 今回はじめての参加である2年生から6年生までドキドキ&わくわくしながら、熱き3日間を九十九里海岸、白子町にて過ごしました。 一日目。。。 全体稽古の後、各帯ごとに技をピンポイントに絞って稽古を進めます。 はじめの稽古だけに、緊張をしつつも、汗が流れると同時に稽古に集中してゆく様が見て取れました。 そしてこの日、Kファイター 学年別ランキング試合が開催され、色帯2−6年生の選抜メンバーにて熱い戦いが繰り広げられました。 結果は以下の通りです。 3年生/4位阿部優也 4年生/2位小林鷹人 4位沖原周佑 6位那須川寧々 5年生/1位那須川天心 4位瀬角伊央里 6年生/1位滝戸美紀 8位富田耕平 おめでとうございます! この日のレクリエーションは○×ゲーム。 子供たちのエネルギーには舌を巻かれる思い。元気元気! 夜の遊びともあって、みんな大興奮。 お蔭様で寝つきはどの部屋も早いようでした。 二日目。。。。 朝の海稽古は天候の所為で全体稽古・徒競走と変更され、たのしみの海水浴はなしとなった2日のはじまり。 この日は午前稽古、午後稽古とみっちりのスケジュール。 ふだん行わないさまざまなミット稽古、たくさんの道場生とのスパーリング、この一日はとても長い一日となりました。 もちろん夜のレクリエーションは体育館での大じゃんけん大会! 五香道場の勝ち残り者はブログにアップしましたが、ご褒美のおもちゃがもらえるなど、この日も興奮したまま歯磨きをし、 布団を敷き、「早く寝ろ!」といわれながら、ながーい一日を終えました。 3日目。。。。。 海での記念撮影、海水浴もままならず、体育館での撮影をした後、学年と帯に分かれて「大ダッシュ走」が行われました。 「あの黒帯はやい!」と言わしめた美紀、ダントツの気持ちよいゴールをした智萌、それを応援していたみんな。 2泊3日の短い(?)長い(?)合宿はそれぞれの2009夏の思い出となりました。 今回の夏合宿では各帯のスキルアップに加え、「少年部道場訓」を掲げて、 自己の気持ちのコントロール、 相手・周りの人を思いやる気持ちを養い、 最後までやり遂げることに重点を置いて学び、稽古をしました。 夏合宿は通常の道場稽古とは大きく違い、暑い中での稽古が続きます。 いつもと違って、稽古後は家に帰らず、ある程度の緊張が続いた中での共同生活です。 これは想像するより大変。。特に大人の何倍も時間を長く感じる子供のこと。 この中でこそ気づくことのできる「感謝」の気持ち。「思いやり」の気持ち。「あきらめない」粘り。 道場生各々、この掲げられたテーマに沿えるよう、一生懸命努力をしていたように感じられました。 明日、来年、その次と日が経つにつれて、この2−3日のすべてを記憶しているかどうかは定かではありませんが、 一生懸命がんばった感覚は心と体が覚えています。 普段の稽古へだけでなく、これからの彼らの生きてゆく道において、とてもいい経験となったのではないでしょうか。 レポ−ト阿由葉 |