秋晴れの清々しい10月12日、2008年秋季審査会が行われました。 受審者は一般・幼少年部総勢50名、日頃の稽古の成果を存分に発揮しました。 今回は幼年部参加者多数のため基本から組手まで休みなくノンストップで行われ、白帯から青帯までの
道場生は集中を切らさず、とてもよく頑張りました! 気合い、返事ともに大きな声がでており、『やるぞっ!』という気持ちが伝わってきました! これからも是非この気持ちを持ち続け、ひとつずつ上の帯を目指していきましょう! さて黄帯以上には審査独特の『待ち』も課せられます。緊張の中、他の帯の審査模様をしっかり見つつ、
自分の番を待つのです。 世の中が『自分が先だ!俺が先だ!』と我れ先に急ぐ中で、自分の気持ちをコントロールして『待つ』
ことは、とくに少年部の今後にとって非常に有益と思います。技を見る審査会ですが、これも審査の重
要な要素ではないでしょうか。 さて、帯別に基本、移動と進められてゆきますが、審査項目の中でも得意なもの、そうでないものがあ
ると思います。 そこで大切なのは出来ない事、苦手なことに取り組む姿勢です。 例えば柔軟性は毎日、少しずつ風呂上がりにでも取り組めば、すぐ胸だの腹だのは床につきます。 型が覚えられないのであれば、稽古少し前に来て練習を。逆立ちが苦手ならば、歩けないまでも、まず
は壁をつかって練習を、など。。 こうしたちょっとした工夫次第で、どんどんと上達してゆくのではないでしょうか。 みなさん!黒帯への近道は有りません!こつこつと『頑張り=努力』を積み重ねて一段ずつ階段を登っ
ていってください! また、今回、極真祭四年男子組手優勝、千葉県大会型優勝の功績により、審査受審資格を得た那須川天
心が昇段審査に挑みました。 基本移動様々な項目すべてに、黒帯を目指す者の気迫が満ち満ちていました。一般・少年部通してこれ
は見習うべき点です。 審査。試合とはまた違う緊張感、感覚。。 そして最後の十人組手では技有り、合わせ一本を存分に取り、見事達成しました。 彼は特別なのではありません。泣きながら稽古したこともありました。ひとつずつ課題をこなし、なに
よりも上を目指す心持ちを持ち続けた結果、今日の一日があるのです。 最後は昇段審査後恒例の道場生みなによる天心の胴上げで締め括られました。 自分自身が胴上げされる瞬間まで!そう、続けていれば決して黒帯は夢ではありません!その瞬間めざ
して、また日々の稽古に励みましょう。 参加のみなさん、応援のみなさん、大変おつかれさまでした。
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