AED(自動体外式除細動器)とは?
心臓突然死の主な原因に、心筋の動きがバラバラになり、心臓のポンプ機能が失われる心室細動があります。
心室細動発生から1分ごとに救命率が7〜10%下がるといわれ、いかに早く救命処置をするかが生死を分ける
ことになります。強い電気ショックを与えて心筋のけいれんを除去する電気的除細動は、最も効果的な方法だと
いわれています。この電気的除細動を自動的に行うのがAEDです。
AEDは一般市民でも使える
日本ではこれまで、AEDを使用できるのは医師や救急救命士に限られていましたが、2004年7月から、救命のた
めであれば一般市民も使えるようになりました。AEDの操作は驚くほど簡単です。音声ガイダンスに従って、電極
を傷病者の胸部へ張付け、解析結果に基づいて適報ボタンを押すだけですみ、操作に高度な専門知識を全く必
要としません。
普通救命士取得

五香道場AED設置に伴い9月14日柏市中央公民館5Fで柏市消防本部主催の普通救命
士講習会が行われました。五香道場から師範を始めとし樫村、日比野、指導員が
受講しました。応急手当の重要性、救急隊員による応急手当の必要性や傷病者の観察
要領など。基本的心肺蘇生法、救急訓練用ダミー人形を使用し人工呼吸及び心臓マッサ
ージの訓練。AEDの使用法、基本的心肺蘇生法にAEDを加えた訓練。止血法、タオル等
を使って圧迫法を学びました。この講習会を通じて早い通報、早い応急手当、早い救急処
置、早い救命医療の重要性を知りました。


『救命の連鎖(救命の輪)』 ( Chain of Survival )
早い通報 早い救命処置 早い応急処置 早い医療処置
落ちついてはっきりと119番通報する。
救急車の到着前に心肺蘇生による救命手当を行う。

救急救命士の行う除細動などの高度な救急処置 医療機関における
医療行為

講習会終了後に発行された修了証